こんにちは。
まだ更新が随分と空いてしまいましたね…。
ずっと書きたいと思っていたのですが、ね。
自分の時間配分の下手さにあきれます。
ちょくちょくと時間があるうちに
タイプしていたんですけど、どれもドラフトで
日にちが変わって考えが変わったりして
なかなか更新できずじまいでした。
アウトプットはその時その瞬間でしか
できないのかなっと思ったので、
書きたいことがあったら短文でも
これからは書くようにしようと思います。
さてさて、まずは需要はないですが近状報告。
実は大学にもう入学しました。
夏休みがおわり、一般生とともに授業を受けています。
2学期入学なので通年の授業の補修課題も
たっぷりあって今も奮闘中です。
一般入試では偏差値が高めのところなので
周りの人は勉強に対してけじめがある人ばかりで
刺激を受けます。
やはりそういう人がたくさんいる環境にいると
自然に身が引き締まりますね。
今のところいい大学選択だったと思ってます。
留学中に夢見ていたキャンパスライフ。
さてさて、本題のこと。
久しぶりの更新で何を書こうか
いくつか考えました。
自分の今の行動の基盤となってうずまいている
悩みや考え事がいくつかあってまとまらなくって。
んで、考え抜いた結果
一応元留学者ブログとして
今考える高校卒業留学の意義をかいていこうかと。
いろんな人からよく聞かれます、
留学どうだったって。
その時は場の空気を壊さないように自分の考えを濁して
辛いことが多かったけど自分を見つめ直す時間がたくさんあって
その分成長できたとテンプレを言うようにしてるんですけど
半分ほんとですが、本当の答えではないです。
なんで留学したの?ともよく聞かれます。
これまたその場のためのテンプレである
英語能力を伸ばしたかった
って言ってますがこれも完全な答えではないです。
本音を書きます。
自分の留学の第一の目的は
自分の一番の呪縛である親から離れ
鬱傾向のある自分を真新しい環境で
やり直したかったんです。
もちろん英語も伸ばしたかったからもあります。
ですが英語を伸ばすのは日本国内だけでも
十分だと分かっていたので
本当の理由でもなかったです。
自分は中学1年のころから徐々に
ポジティブな考えができなくなりました。
当時の家庭状況や友人関係がネックとなって
思春期特有なものかなとおもってましたが
知り合いが誰ひとりいない高校に入学しても
その症状は治りませんでした。
人と一緒にいても楽しくないんです。
その時は笑ってます。
ツボが浅いのでよく笑う人って思われてます。
でも、楽しくないんです。
1人になって冷静に考えてみたら
あれ、あのとき楽しかったのか、
あの人達はあたしと一緒にいて
嬉しかったのだろうかって自問自答しちゃうんです。
精神的にどんどん追い詰められると
自分の場合、睡眠に障害がでてきます。
いくら10時にベットにはいっても
朝6時に起きれないんです。
それで何度も学校に遅刻をし
親や教師に説教をされて、
さらに症状は悪化して行きました。
その時、この環境を1から変えてみようかなと
ふと思いました。
高校1年10月の上旬のことです。
そしてなんだかんだで
留学が決定して渡加することになりました。
期末テストにまで寝坊で受けられなかった
落ちこぼれ生徒の留学に、担任の先生は
直接的ではなかったんですが、反対でした。
あたりまえですよね、
ただでさえ普通のことができない生徒が
留学なんてできっこない。
でも悔しかったです。
(自己中心的ですが)遅刻してたあたしに
遅刻するなとしかアドバイスをしてくれなかった
あたしに興味のない人間に
そういうことは言われたくはなかったです。
賛成してくれた人もいました。
英語の先生でした。
いろんなものを見てこいって言われました。
勇気づけられました。
そして2009年4月11日
私はカナダに発ちました。
そして今まで留学を美化して
過度な期待もっていた幻想を
打ち砕かれる日々が始まりました。
最初は向上心で溢れてました。
何もかも新鮮でした。
ですが、そんな時期も長くはありませんでした。
留学開始3ヶ月目、
最初の山場を迎えました。
なかなか伸びない語力、違和感を覚え始めた現地の価値観
好きな物を食べれない毎日、
日本の友達のあたしに対する無関心さ、
増える体重、人種差別。
食べては吐きを繰り返し
酷いときは別に死ぬ気はなかったんですが
切ってたりしてました。
完ぺきなメンへラですね。
でも、こんな感じが続いた留学、
誰が楽しいと感じるでしょうかねえ。
でも自分で行きたいと言った以上
弱音は吐きたくない、この一点張りで
周りには留学は順調だとアピールしていました。
学校もちゃんと行ってました。
成績も上位目指して頑張りました。
でもこんな精神状態のまま留学していたから
帰国後も胸を張って
留学をしていたと言えないんですけどね。
留学をしたら、何か心の中で
自分の軸が変われると思ったら
そうでもなくって、むしろ見方によっては
悪化してしまったのかもしれません。
留学後1年経って初めて一時帰国した
3月、ほんきで自殺しようと思いました。
家庭環境もよくなる気配もないし
自分の能力も伸びるとは思えなかったし、
生きていく理由がわかりませんでした。
やりたいことも楽しいこともない、むしろ辛いのに
ただ生きてること以上に不幸なことはないと思う。
アイメイク落ちた顔を下に向けてホームに立って
迫りくる電車の音を聞いて、深呼吸した。
でも結局足を踏み出さなかった。
やっぱり未来をどこか諦めたくなったのかもしれない。
今も、そう。
留学2年目は語力が伸びたので
1年目と違い、相手の話してることを踏まえても
価値観が違うからか心から笑えない日が多かったです。
とにかくその場にいるためにも
作り笑いばっかりしてました。
2年目から本格的に受験勉強を初めて
さらに忙しくなりました。
人と遊ぶのは相変わらず好きではなかったんですが
語力向上のためにちょろちょろ遊ぶようになりました。
友達の中に、とても勘のいい子がいて
私はいつも何かに縛られていると言ったことを忘れません。
そういう目線であたしを見る人もいるんだなって思いました。
終始こんな感じで留学も終了しました。
どうですか、あたしの留学生活。
ざっと書いたらこんな感じなんですけど
あなたはどう感じましたか?
留学を希望している人に
特に胸に刻んでほしいことなんですけど、
高校留学は正直甘くないです。
ハイスクールミュージカルのような毎日が過ごせると
思って留学にくると
何百万ものお金を無駄にしてリタイアします。
実際にそんな人は毎年います。
10人中1,2人は途中で帰ってきます。
留学前、自分も留学を通して変われると思ってました。
でも結局はそうでもなかった。
いくら環境をかえたとしても
自分のやる気もなきゃ意味がないんですね。
もちろん、留学をして変われる人もいます。
私の友達は3年留学で
中身が見事にカナディアンに生まれ変わり
高校を卒業した今も現地に住んでいます。
あたしの経験はただの一例でしかないので
あまり緊張なさらずに!
あくまで、あたしには留学は
自分を変えるための機会として
うまく働かなかっただけです。
もちろん英語力もそこそこに上がったし
いろんな国籍の人と触れ合ってきて
学んだことも数えきれないので
留学自体は否定しません、むしろ良かったです。
ですが、留学前で一番期待していたことが
できなかっただけです。
私は自分を変えるということを重点を置きすぎているから
なんだかモヤモヤした気持ちがとれないだけです。
留学でいい経験を得られることには変わりないので
みなさんも機会があれば海外に飛び立つべきだと思います。
留学に行く人は
手伝ってくれる全ての方に感謝することも忘れずに。
こんな自分に留学を許可してくれて
私に投資してくれた両親には
頭が上がりません、感謝しています。
やる気も何もない人生。
1年中梅雨のような天気の中、
ティッシュのような地面に足をつけて
今日も生きています。
留学したからって
地面のティッシュの枚数が増えたとか
ネジって強化されたとか、そんなことはないです。
いつ穴が開いて落ちてしまうかわからない。
誰も落ちそうなあたしを
助けようともしてくれないと思うし
落ちても気づいてくれないでしょう。
明らかにここにずっといる利点は
なさそうですけど、
もうちょっと踏ん張ってみます。
自分に素敵なパートナーが
現れる日を夢見て。
とても自己嫌悪に満ちた記事で
気分悪くなられた方もいらっしゃると思いますが
最後まで読んでくださって
ありがとうございます。